原発事故の被災地を走る
日の出前に道の駅から海の見える公園に移動して朝日の撮影をした。 空が白み、朝焼けが始まり、真っ赤な太陽が低い雲の上に顔を出した。
浜辺には釣りや散歩をする人、波間でサーフィンをする人、浜に打ち寄せる金色に輝く波。 冷たい空気にしびれる指先の痛さも忘れてシャッターを切った。
撮影後、駅に戻って朝食を摂り、おさかなセンターで魚介を仕入れて9時15分に帰路に就いた。
日立から相馬まで海沿いの国道6号線を北上。 広野を過ぎて楢葉に入ると「帰宅困難地区」の看板が出ていて、どの家も店も4年前の姿のままで人影はない。 交差点には警察官が警備をしていた。 以前よく利用した「道の駅ならは」は、建屋は昔のままだが警察署として警備の拠点として使われているようだった。 楢葉から南相馬の手前までは除線作業のあとも見られずひどい状況がいまだに続いている。
南相馬(原町)まで来ると、人も車も商店も通常の活動が戻っており、こちらも人心地を取り戻した。
相馬まで6号線を走り、相馬から常磐高速に乗り仙台空港ICで下りて家路を急ぎ、午後4時に帰宅した。
それにしても強風に悩まされたドライブだった。
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