震災がくれたもの
魔の時から一ヶ月が過ぎた。
依然として余震が続き心の休まる事はない。
TVや新聞報道を見るにつけ、災害の爪痕の深さに今更ながら驚かされている。
一方、今回の震災を通じて、身の回りでは幾つかの気付きや変化が見られた。
あまり普段は会話の無かった町内の人たちが、声を掛け合う姿がしばしば見受けられるようになった。 これを機会に御近所付合いが一層深まる事を念願する。
小生も、民生委員経験者として御近所の安否確認や老夫婦家庭への水や食料をおすそ分けするなど、及ばずながら手を差し伸べた。
我が家にとって嬉しかったのは、7年ほど前に近所に引っ越してきた一家の子供たちとの交流が復活した事である。
当時小1、幼稚園年小、ヨチヨチ歩きだった三兄弟は、この春中2、小6、小3になった。 小さい頃はしょっちゅう我が家に遊びに来ていたが、近年は成長と共にほとんど顔を見せてくれる事は無かった。 それが・・・である、地震の翌朝早く、三男君が「大丈夫でしたか~」と声をかけに来てくれた。 暫くして「これ、どーぞ」とイチゴの差し入れをしてくれた。
以来、二男・三男君が時々遊びに来てくれている。 昨日は三男君が自作の人形飾り(まつかさぼーや?)を持って来てくれた。
いよいよ新学期も始まったので足も遠のくだろうが、常々三兄弟の成長ぶりを眺めている身としてはこれからも忘れずにいて欲しいものである。
今回も三兄弟一家からは有形無形の支援を頂き、大いに心の支えとなってもらっている。
御近所付合いの意味・意義を再確認するとともに、その大切さを実感したひと月であった。
我が家でも椿が満開、モクレンも蕾を膨らませ一両日中には花を咲かせそうである。 プロ野球も今日開幕する。 平穏な春を楽しみたいものである。
« 条件反射? | トップページ | 一気に ”はる~~~!” »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ホッ!(2023.01.19)
- 小遣い稼ぎも大変だ(2023.01.18)
- 遅ればせながら(2023.01.06)
- 遅々として進まず(2022.12.07)
- 労いの洗車とレイアウト変更(2022.11.24)
ハイエース初旅も順調のようで何よりです
この一ヶ月は、近くにいる方たちの情報交換や助け合いがほんとに心にしみました
我が家もハクのおじちゃんおばちゃんがいてくれてとても心強かったのは、同じ気持ちです
市内に身内がいても、この近さにはかないませんよね


成長とともにすっかり足が遠のいていたハクの家でしたが、この震災でまたグッと近づきましたね
これからも子供たちの成長を見守っていただくとともに、ご近所の助け合い、よろしくです
投稿: 筋肉ママ | 2011年4月16日 (土) 15時02分
楽天、開幕戦勝利でした。おめでとうございます。
投稿: そよ風君 | 2011年4月13日 (水) 17時07分